こんにちは、ともくんパパのゲーム部屋にようこそ!
ともくんパパこそ、ともやと申します!
このページでは、

技の優先度ってなに?

どの技が先制技なの?
という方に向けた内容になっています。
ポケモンバトルでは、基本的にポケモンの「素早さ」の能力の高い方が先攻ターンを迎えることになりますが、それ以外の要素として技の優先度によって先攻と後攻が決まることがあります。
技の優先度とは、お互いの技を出す順番を決めるための数値になっていて、この優先度の数値が高ければ高いほど、相手よりも早く動くことができます。
技の優先度の数値は、+(プラス)と-(マイナス)のものがあり、優先度がプラスの技を先制技、マイナスの技を後攻技と呼んでいます。
このページでは、ポケモンの技の優先度について、仕様や特徴、また優先度に関わる特性などについてまとめていきます。
ポケモンの技の優先度とは?
まずは、ポケモンの技の優先度についてまとめていきます。
技を出す順番を決める数値
技の優先度とは、その技を出す順番を決めるための数値のことを指しています。
ポケモンバトルでは、基本的にはポケモンの「素早さ」の能力の高い方が先攻して技を出すことができます。
しかし、技によっては優先度というものが設定されていて、この優先度の高い技を出しているポケモンの方が、「素早さ」の能力とは関係なく先攻することが出来るようになっています。
そのため、どれだけ「素早さ」の能力が低いポケモンであっても、優先度の高い技を出すことで、相手よりも先攻して動くことが出来るようになります。
なお、先攻と後攻の決まり方については、以下のページにもまとめていますので、参考にしてみてください。
優先度はプラスとマイナスがある
技の優先度は、全ての技に対して「-7」~「+5」までの数値が割り振られています。
そして、自分の出した技の優先度と相手の出した技の優先度の高い方が先攻、低い方が後攻でターンを迎えることになります。
また、
と呼んでいて、それ以外の技の優先度は0となり、優先度が振られていません。
先制技:優先度がプラスの技

優先度がプラス(+)になっている先制技として、ポケモンSVでは上記の32個の技があります。
お互いに先制技を出した場合、この優先度が高い技の方が先攻として技を出すことができます。
例えば、キノガッサで優先度「+1」のマッハパンチと、カイリューで優先度「+2」のしんそくをお互いに出した場合、優先度が高いカイリューのしんそくが先に攻撃することができます。

そのため、優先度のより高い先制技は、相手が先制技を持っていたとしても先に動ける可能性が高いので、非常に優秀と言えます。
後攻技:優先度がマイナスの技

優先度がマイナス(-)になっている後攻技として、ポケモンSVでは上記の11個の技があります。
通常の技の優先度は0なので、基本的には相手より後に攻撃のターンを迎える技になっています。
先制技と同様に、お互いに後攻技を出した場合は、この優先度の数値が高い方が先攻となります。
例えば、ワナイダーで優先度「-6」のともえなげと、ケケンカニで優先度「-4」のゆきなだれを出した場合、優先度が高いケケンカニのゆきなだれが先に攻撃ターンを迎えます。

なお、後攻技の多くは、相手の攻撃を受けることで威力が変わるという技も多いため、上記のように先攻で動いてしまうと、効果が半減されてしまう場合が多いです。
同じ優先度の技は素早さで決まる
お互いに同じ優先度の技を出した場合は、ポケモンの「素早さ」の能力で先攻と後攻が決まることになります。
例えば、
- 素早さ110の「ピカチュウ」が優先度+1の「でんこうせっか」
- 素早さ130の「ドードリオ」が優先度+1の「でんこうせっか」
を出した場合、技の優先度が同じなので、素早さの高いドードリオの方が先攻となります。

また、もしお互いのポケモンの素早さも同じ場合は、どちらが先攻するかはランダムで決まります。
そのため、先制技を覚えさせているからといって、必ず先攻出来るとは限らないことを覚えておきましょう。
優先度に関する特性・アイテム・フィールド
ここまで、それぞれの技には優先度が決められていて、その優先度によって先攻と後攻が決まることが分かりました。
ここからは、この優先度に関する特性やアイテムとの関係性、またフィールド状態での優先度の扱いに関してまとめていきます。
技の優先度を変える特性
技ごとに優先度が決められていますが、この技の優先度を変えることができる特性があります。
技の優先度を変えられる特性として、
の3つがあります。
いたずらごころ
いたずらごころは、自分の使用する変化技の優先度が「1」加算されるという特性です。

変化技であれば、先制技でも無いのに優先度を上げることが出来るので、良く使われるのが壁張り要員として、相手よりも先にリフレクターやひかりのかべを張るなどといった使い方が多いです。
注意点として、
- 変化技のみで攻撃技の優先度は変わらないこと
- あくタイプのポケモンには変化技が失敗すること
があります。
いたずらごころの特性を持つポケモンとして、オーロンゲやヤミラミ、タギングルなどがいます。

はやてのつばさ
はやてのつばさは、自分の残りHPが最大値の時、ひこうタイプの技の優先度を「1」加算してくれる特性です。

ひこうタイプの技のみではありますが、先制技を持たなくても相手よりも先に動けるのは、非常に強力な特性と言えるでしょう。
はやてのつばさの特性を持つポケモンとして、ファイアローやその進化前のヤヤコマ、ヒノヤコマがいます。

ヒーリングシフト
ヒーリングシフトは、自分の回復技の優先度を「3」加算してくれる特性になっています。

回復技は、「こうごうせい」や「ねむる」などの自己回復だけでなく、「ドレインキッス」や「ギガドレイン」などの相手のHPを吸収するような技も含まれていて、それぞれ優先度が+3で出すことができます。
ヒーリングシフトの特性を持つポケモンとして、キュワワーがいます。

先制技を無効化する特性
技の優先度が+1以上の相手の先制技を無効化する特性として、
の3つがあります。
これらの特性は全て効果が同じで、この特性を持つポケモンに対して、優先度が+1以上の先制技を出しても、技を受けずダメージを受けません。
それぞれの特性を持つポケモンは、
- じょおうのいげん ⇒ アマージョ
- ビビッドボディ ⇒ ハギギシリ
- テイルアーマー ⇒ リキキリン
の3体となっています。
せんせいのツメ・こうこうのしっぽよりも技の優先度が重視される
せんせいのツメやこうこうのしっぽを持ち物として持たせていても、技の優先度の方が重視されて先攻と後攻が決まります。


それぞれの持ち物は、
という効果のある持ち物ですが、この効果よりも技の優先度の方が優先されることになります。
例えば、「こうこうのしっぽ」を持っているポケモンが優先度+1の先制技「でんこうせっか」を出した場合、「こうこうのしっぽ」の効果は無くなり、相手よりも優先度が高ければ先制することができます。
そのため、せんせいのツメやこうこうのしっぽを持っていても、技の優先度の方が重視されてターンの先攻後攻が決まります。
サイコフィールド状態では先制技は無効化
バトルの場が、サイコフィールド状態となっている場合、技の優先度+1以上の先制技が無効になります。

サイコフィールド状態の効果として、
があり、先制技のダメージ自体を受けることがありません。
ただし、「ひこう」タイプや特性「ふゆう」を持っているポケモンに対しては、フィールドの影響を受けないため、先制技は有効となります。
まとめ
このページでは、技の優先度についての仕様やどんな技があるのか、また優先度に関する特性などをまとめていきましたが、いかがでしたでしょうか?
技の優先度とは、お互いが技を出す順番を決める数値のことで、優先度が高い方が先攻することができます。
優先度の数値が+1以上のものを先制技、-1以下の数値のものを後攻技と呼び、先攻と後攻を決める一つの要素として使われています。
また、優先度を高めてくれる特性として、
の3つがあり、素早さとは関係なく先制できることが増えるので強力な特性になっています。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!
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