【ポケモンSV】ダメージ計算式からどのようにダメージが決まっているのかを理解しておこう!

ポケモンのダメージ計算式 ポケモンSV

こんにちは、ともくんパパのゲーム部屋にようこそ!

ともくんパパこそ、ともやと申します!

このページでは、

ポケモンのダメージってどうやって決まっているの?

ダメージの計算方法が知りたい!

といった方に向けた内容になっています。

ポケモンでは、相手にダメージを与える際に、裏でダメージ計算が行われてどのくらいのダメージを与えるかを決めています。

ダメージを決める際には、ポケモンのそれぞれの能力値である攻撃・防御・特攻・特防やポケモンのレベル、またタイプ相性特性など様々な要因から計算されてダメージが決まります。

通常のストーリーを進める上ではあまり気になりませんが、ランクマッチなどの対人戦を進めていこうとすると、ダメージ計算は非常に重要な部分になってきます。

そこで、このページでは、ポケモンバトルにおけるダメージの計算式やダメージ補正についてまとめていきます。

この記事を書いた人

現在ポケモンSVのバイオレット版をやっている小学2年の子を持つ37歳のパパです!
ポケモンは、子供の頃に一番初期の「赤」をやって以来、超超超久しぶりにやっている完全初心者です。
子供が「ポケモンをやりたい!」と言ってSVを一緒にやり始めたのがきっかけで、「ポケモンの育成って深いなー」とつくづく感じています。

今の目標は、「ランクマッチに挑戦」しようと考えています!
これからランクマッチに参戦しようと考えている方や、まだポケモンを始めたてという方、また同じように子供と一緒にやっているパパやママの方にも見て頂いて、一緒に学んでいけたら嬉しいです!

ポケモンのダメージの決まり方

まずは、ポケモンのダメージの決まり方について、解説していきます。

基本のダメージ計算式

ポケモンでのダメージ計算式は、以下のようになっています。

●物理技によるダメージ計算式
[{(レベル×2÷5+2)×技の威力×攻撃力÷防御力}÷50+2]×ダメージ補正

●特殊技によるダメージ計算式
[{(レベル×2÷5+2)×技の威力×特攻力÷特防力}÷50+2]×ダメージ補正

レベルは攻撃側のポケモンのレベル
攻撃力特攻力は攻撃側のポケモンの能力値
防御力特防力は防御側のポケモンの能力値

上記のように、攻撃側のポケモンのレベル、攻撃力もしくは特攻力、攻撃技の威力、防御側のポケモンの防御力もしくは特防力の値から、ダメージ計算が行われます。

なお、攻撃には物理技特殊技の2つがありますが、物理技は能力値の攻撃防御の値が使われ、特殊技は特攻特防の値を元にダメージ計算がされることになります。

物理技と特殊技について、まだあまり知らない方は以下のページも参考にしてみてください。

ランクマッチ用のダメージ計算式

ランクマッチでは、ルールとしてポケモンのレベルを50に統一されるため、先ほどのダメージ計算式のレベルの部分に、50を当てはめることで計算式をより簡素化することができます。

●ランクマッチでの物理技によるダメージ計算式
{(22×技の威力×攻撃力÷防御力)÷50+2}×ダメージ補正

●ランクマッチでの特殊技によるダメージ計算式
{(22×技の威力×特攻力÷特防力)÷50+2}×ダメージ補正

攻撃力特攻力は攻撃側のポケモンの能力値
防御力特防力は防御側のポケモンの能力値

非常にシンプルですが、技の威力攻撃力防御力からダメージが決められているのが分かると思います。

小数点以下は計算毎に切り捨てる

ポケモンのダメージ計算の中では、割り算も多く出てくるため、小数点になってしまう場合があります。

この小数点以下の数字は原則として、かっこ内の計算毎に切り捨てられることになります。

なお、小数点以下の切り捨てとは、整数部分のみを残して小数点以下を0とすることです。
(例)
71.435 ⇒ 71
99.999 ⇒ 99

そのため、例えばレベル50で、技の威力が40、攻撃側ポケモンの攻撃力が100、防御側ポケモンの防御力が99だとすると、ダメージ計算式は、

{(22×40×100÷99)÷50+2}×ダメージ補正

となりますが、まず()内が計算されて、

22×40×100÷99 = 888.888… ⇒ 888(小数点以下切り捨て)

となり、次に{}内が計算されて、

888÷50+2 = 19.76 ⇒ 19(小数点以下切り捨て)

となり、結果として19×ダメージ補正の計算で、相手にダメージが与えられることになります。

なお、ダメージ補正については、小数点以下の計算方法が変わる場合があります。

ダメージ補正によってダメージは変動する

ポケモンのダメージ計算式が分かってきたところで、ここからはダメージ補正についてまとめていきます。

先ほどのダメージ計算式には、最後にダメージ補正が乗算されていましたが、この補正には様々なものが掛け合わされて最終的なダメージを計算しています。

そして、これらの補正は全て掛け算で掛かってくるため、ダメージが大きく変わってくることになります。

ここでは、特に重要となる8つのダメージ補正についてまとめていきます。

乱数補正

乱数補正とは、同じポケモン同士が同じ技を出したとしても、必ず同じダメージになるとは限らないように、補正されている値のことです。

具体的には、最大のダメージを100%として、そこから1ずつ減らした85%までの16通りのパーセンテージから、いずれか一つの値がランダムで選ばれてダメージ計算が行われます。

そのため、例えばダメージ計算した時に最大のダメージが200となっていたとしても、乱数補正が85%となると、

200×85% = 170ダメージ

と計算されて、30もダメージが減ることになるので、運要素の高い補正となっています。

なお、乱数補正で計算された数値に小数点が含まれている場合は、小数点以下は切り捨てられます。

急所補正

急所補正とは、技を出した際にランダムで発生する「急所」に当たった際の数値補正のことを指します。

具体的に、技が急所に当たった場合、急所補正として1.5倍、つまりダメージ計算式には×1.5が追加されることになります。

また、急所に当たると急所補正以外にも、攻撃側に不利なランク補正(相手の防御ランク)が無視されたりする効果もあるため、大幅にダメージ計算が変わってくることがあります。

なお、急所補正で計算された数値に小数点が含まれる場合は、五捨五超入することになります。

小数点以下の五捨五超入とは、小数点の数値が0.5以下なら切り捨てられ、0.5よりも大きい場合は切り上げられます。
(例)
71.5 ⇒ 71
71.51 ⇒ 72

タイプ相性補正

タイプ相性補正とは、攻撃技のタイプと防御側のポケモンのタイプの相性によって、発生する補正のことを指しています。

ポケモンのタイプは、全部で18種類ありますが、その中で出した技と受けるポケモンのタイプの組み合わせに応じて、4パターンの相性補正があり、以下の数値が掛け算として追加されます。

特に「効果がない」のタイプ相性の技を出すと、ダメージを相手に与えることが出来なくなるので、注意しておきましょう。

それぞれのタイプ相性については、以下のページにもまとめていますので、参考にしてみてください。

また、ポケモンによってはタイプを2つ持っている場合があり、その際はタイプ相性補正が2つ掛け合わさることになります。

例えば、「こおり」と「むし」の2つのタイプを持つモスノウは、ほのおタイプの技を受けると、どちらのタイプにも「効果ばつぐん!」となり、タイプ相性補正として「2×2=4」と4倍のダメージを受けることになります。

なお、タイプ相性補正によって計算された数値が小数点を含む場合、小数点以下は切り捨てられることになります。

タイプ一致補正

タイプ一致補正とは、技のタイプとポケモンのタイプが一致した場合に起きる補正のことを指します。

具体的には、でんきタイプのポケモンが同じでんきタイプの攻撃技を出した場合などに発動され、タイプ一致補正として1.5倍、つまりダメージ計算式に×1.5が追加されます。

ポケモンSVでは、テラスタルをすることでポケモンのタイプを変えることが出来ますが、このテラスタルタイプと同じタイプの攻撃技も、タイプ一致補正の対象となり1.5倍のダメージ計算が行われます。

また、テラスタルタイプが元のポケモンのタイプと同じ場合に限って、タイプ一致補正は2倍まで引き上がることになるので、ダメージも大きな変動が生じます。

テラスタルについては、以下のページでもまとめていますので、参考にしてみてください。

なお、タイプ一致補正によって計算された数値に小数点が含まれる際は、五捨五超入されます。

天気補正

天気補正とは、バトルの場の天気に応じて加わる補正のことです。

具体的には、天気が「あめ」もしくは「にほんばれ」の時に、以下のように攻撃技のタイプに応じて天気補正として1.5もしくは0.5が掛け合わされることになります。

天気を変えることが出来る変化技である「にほんばれ」「あまごい」などを使うことで、この天気補正を加えて特定タイプのダメージを増加させることができます。

なお、天気補正の計算で小数点が生じた場合は、小数点以下を五捨五超入します。

やけど補正

やけど補正とは、やけど状態になっているポケモンが物理攻撃を出す際に発生する補正です。

具体的には、やけど状態で物理技を出すと、やけど補正として「×0.5」が計算されることになり、ダメージが半減することになります。

そのため、物理アタッカーにとっては、やけどしてしまうとダメージを相手に与えにくくなるので、注意しておく必要があります。

ただし、特性として「こんじょう」を持っている場合は、やけど補正は1となりダメージは変わりません。

なお、やけど補正の計算で生じた小数点は、小数点以下を五捨五超入します。

持ち物などによる補正

ポケモンの持ち物によっては、ダメージ補正が発生することがあります。

具体的には、「いのちのたま」「メトロノーム」「たつじんのおび」などを持たせている場合に、ダメージ補正として掛け算で加わります。

他にも、防御側のポケモンが半減きのみを持たせていると、効果ばつぐんを受ける特定のタイプの技を受けた場合にのみ、ダメージが半減、つまり0.5のダメージ補正がかかることになります。

なお、持ち物によるダメージ補正の計算で生じる小数点は、小数点以下を四捨五入します。

ポケモンの持ち物については、以下のページでおすすめの持ち物を紹介していますので、参考にしてみてください。

特性などによる補正

他にも、ポケモンの特性によってダメージ補正が生じることがあります。

具体的には、「マルチスケイル」「いろめがね」「スナイパー」などの特性で、ダメージ補正が起きます。

その他にも、ダメージ補正が発生する特性も多いので、その特性がどんな時に有利になるのかを把握しておきましょう。

なお、特性によってダメージ補正の計算で生じた小数点は、小数点以下を四捨五入します。

特性については、以下のページでもまとめていますので、参考にしてみてください。

まとめ

このページでは、ポケモンバトルにおけるダメージの決まり方である計算式から、ダメージ補正までをまとめていきましたが、いかがでしたでしょうか?

ポケモンのダメージは、

[{(レベル×2÷5+2)×技の威力×攻撃力÷防御力}÷50+2]×ダメージ補正

のダメージ計算式より計算されて決められています。

ポケモンの攻撃・防御・特攻・特防、および技の威力によってダメージが大きく異なってきます。

また、ダメージ補正は全て掛け算で掛かってくるので、さらに大きなダメージ変動が起きることになります。

このポケモンのダメージの仕様を理解しておくことで、よりバトルを有利に戦っていくことが出来るでしょう。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!

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